ヤミ金の実態

ヤミ金とは、貸金業の正式な許可を得ていない、もしくはしていてもすぐに移転をしてしまう、実態のつかめない違法な貸金業者です。バックには暴力団がついており、法定金利を超える金利で融資を行い、暴力的な手段で取り立てをしてきます。警察に摘発されるのは末端の組織のみで本体の暴力団はダメージを受けないため、根絶が非常に困難です。もし警察が来たら携帯電話やパソコンに水を掛けたり金槌で破壊したりするように指示されていたり、罰金は暴力団が支払うから警察にはなにも話さないように約束させられていたりすることもあるようです。

しかも彼らは業者ごとに単独で営業をしているのではなく、ヤミ金版信用情報機関のようなもの持っており、背後で繋がっています。当然、通常の信用情報機関のように適切な審査のためではなく、利用者から利息を搾り取るために情報を共有しています。例えばある利用者がヤミ金Aから借りている分の支払日が今日であることを調べてヤミ金Bがそれに合わせて融資を持ちかける、という場合に利用されています。また、名簿屋と呼ばれる業者が官報に載っている破産者リストなどをヤミ金に販売し、それを元にヤミ金がDMを発送したり営業電話をかけたりすることがあります。余談ですが、住所や名前などを羅列しただけのリストよりも、すぐにDMが送れるようにシール状になっている方が単価が高くなります。

そもそもヤミ金からの融資は違法な貸し付けであるため契約自体が無効であり、支払う義務もありません。そうは言っても、暴力的で執拗な取り立てで精神的に参ってしまい、他のヤミ金から借りてでも払ってしまったり、最悪の場合には自殺に追い込まれることもあります。何があってもヤミ金からは借りないことが大前提ですが、万が一借りてしまった場合は消費者センターや自治体の貸金業担当者や警察に相談しましょう。ヤミ金は存在自体が違法であり、発覚すると刑事罰が課されることを彼らも知っているので行政や警察に対しては弱いです。このような公的な機関から指導をしてもらうことにより事態が改善する可能性が高いです。



↑ページのトップに戻る